奥さまは魔女

愛という、永遠の魔法。普通の恋。それは、たったひとつ叶わない夢。

日本でも大ヒットした往年の人気TVシリーズ「奥さまは魔女」を、ニコール・キッドマンと人気コメディアンのウィル・フェレル主演で現代風にリメイクしたファンタジー・ラブ・コメディ。

魔女のイザベル(ニコール・キッドマン)は魔法の力に頼らない普通の生活をして、普通の恋がしたいと人間界へと舞い降りてきた。一方、すっかりヒット作から遠ざかっている落ち目の俳優ジャック(ウィル・フェレル)のもとに往年の人気TVドラマである「奥さまは魔女」のリメイク企画が舞い込んでくる。この作品に復活をかけるジャックはダーリン役の自分を目立たせるためにサマンサ役は新人女優を起用したいと考えていた。偶然、街でイザベルに出会ったジャックはサマンサのイメージにぴったりだと彼女を本物の魔女と知るはずもなく、大抜擢するのだが…


ウィル・フェレルがダメ。ストーリー構成も雑。ニコールの可愛さのみ光る作品。以上、感想終わり。うむ、早い。覚えたての男の子ちゃんのように早い。コラ、いきなりお下劣発言かよ。え〜と。うっかりてっきり「奥さまは魔女」の正統派リメイクかと思って観てみたら、なんか妙チクリンな作品だったんだもん。こういう企画が通ること自体、不思議で仕方がない。それはともかく。

まずウィル・フェレルとニコール・キッドマンってエラくコスパの悪い取り合わせだと。ハリウッド一、二を争うギャラの割りに稼げないお2人さんですよ?ニコールはともかくウィル・フェレルのどこが高級なのかと。ファストフード顔のくせに高給取りかよッ←暴言

因みにお2人さんはこの作品でラジー賞の最悪カップル賞を受賞したそうですわ。

ストーリーも変に「奥さまは魔女」のリメイクではなく、やや捻った作りになってるおかげなのか、ノリが悪い。100分少々の作品なんだが、非常に長く感じられマシタよ。それと魔法は使わないというワリにイザベラは魔法に頼りすぎ。それって魔法とかいう前に重犯罪だろうがよ!とツッコミたくなるような所業を可愛い顔して平気でやっちゃうイザベラに口あんぐりですわ。魔法の使い方が間違ってる気がする。それとゴリラ顔のジャックにぽ〜っとなるなんて逆になんか黒魔術でもかけられたんじゃないのかと心配になる。うん、絶対陰で「エコエコアザラク」の黒井ミサが糸をひいているに違いない。

散々、文句しか書いてないのに何故観たかと申しますと。それはマイケル・ケインがパパ役で出てるからだッ!登場の仕方がいちいち洒落てて、パパ登場シーンだけは非常に高ポイントだったのだッ!ミーもあんなダンディで女好きなパパが欲しいッ←女好きは余計だと思う。とにかくセクシー爺パワーでミーは最後まで鑑賞出来たが、一般的に考えますとニコール・キッドマンの嫌味のないカマトト演技(せいいっぱい褒めてるつもり)以外はこれといった見所のない作品かと思われマス。
2005年/アメリカ/103分/監督:ノーラ・エフロン
BEWITCHED
2010.02.21記

「グリーン・ジャイアント・パパ」
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