バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2

アメリカが“未来”の話題に、ざわめき始めた!噂の謎はその想像を超えたスケールとストーリー展開!!

今度はかっことみらいを行ったり来たり〜。

1985年の世界に戻ったマーティ(マイケル・J・フォックス)は、未来の世界からやってきたドク(クリストファー・ロイド)に未来の自分の子供の身が危ないと知らされ、恋人のジェニファー(エリザベス・シュー)と共に、2015年の世界に向かう。ビフ(トーマス・F・ウィルソン)の孫グリフ(トーマス・F・ウィルソン2役)に脅される息子(マイケル・J・フォックス2役)をどうにか助け、1985年に戻ったマーティが目にしたのは荒廃したヒル・バレー。母ロレイン(リー・トンプソン)は、あろうことか全米一の大金持ちとなっているビフの妻。どうなってるんだよ!とにかく、どうにかしなくちゃ!正しい現在を取り戻すためにマーティの冒険が再び始まる。


前作のラストから始まる2作目。ジェニファーとラブラブなカンジで盛り上がってると、いきなりデロリアン出現ですよ、アナタ!「君たちの子供が大変なことになる!」と未来から戻ったドクに言われたマーティは、2015年の未来へ。なんと息子のマーティJrがその夜、強盗未遂で逮捕されてしまうとか。どうにか解決したマーティだけど、ほんの出来心で賭けのネタとして目をつけた未来のスポーツ年鑑がデロリアンの存在を知ったビフの手に渡り、過去の自分に未来のスポーツ年鑑を渡したために1985年がビフの帝国になってますよ、アナタ!荒廃したヒル・バレーに愕然デス。

スポーツ年鑑がビフの手に渡ったことで現在が修正され、1985年の世界ではビフは超お金持ち!ついでにマーティのママがビフの奥さんに!パパのジョージ・マクフライもとんでもないことに!2015年から戻ってきたばかりのマーティですが大きく変化した1985年の世界を救うため、再び1955年へ。あぁ、ミーの単純な脳では既に過去がどうで、未来があぁで、現在がこうなのか混乱しまくりデシタ。

前作から4年後に制作された続編。第1作で完結していた物語なので、よく考えると筋の通らない部分もありますが、面白いからヨシ。相変わらず過去、現在、未来を駆けまわる展開はスピィーディかつ面白いエピソード満載デス。駆け足過ぎるという評もあるようですが、急がないと歴史が変わっちゃうのよ!早くスポーツ年鑑を取り戻さないとマーティには暗い未来しかないのよ!

しかしビフはおやじ姿の方がエゲツなさが増してヨカですなぁ。あの金ピカ悪趣味成金ぶりが妙にハマッテました。

夜のシーンが多く、中盤からは少し暗い雰囲気のこの作品ですが、前作にも負けずハラハラドキドキの展開に目が離せません。ジェニファー役が何故かクローディア・ウェルズからエリザベス・シューに交代したことで前作のラストから始まる冒頭に確かに違和感を覚えますが、前作のラストは単なるオチで次回作の予定はなかったものをここまで矛盾なく作り上げるとはスゴイの一言。
1989年/アメリカ/108分/監督:ロバート・ゼメキス
BACK TO THE FUTURE PART II

「イライジャ・ウッドがビデオゲームで遊ぶマーティを子供扱いするおこちゃま役で出演」
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