プレデター

宇宙からやってきた肉食異星人プレデターと特殊コマンド部隊の死闘を描くアクション映画。

特殊コマンド部隊・隊長ダッチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は将軍に呼ばれ、中南米某国で行方を絶った重要人物救出のためにジャングルに潜入せよという命令を受ける。今はCIAとなった、かつての戦友ディロン(カール・ウェザース)を同行してジャングルを奥へと進むダッチ率いるコマンド部隊。途中で発見した皮を剥がれ内臓を抉り取られたアメリカ兵の死体。ゲリラの仕業とは思えない、その有様に不穏な空気を感じる彼ら。そしてゲリラを掃討した彼らを待ち受けていたのは宇宙からやってきた肉食異星人プレデターだった…


この頃のシュワちゃんの筋肉は最高ですなぁ!ストロングでございますよッ。筋肉中の筋肉ですよ!筋肉超人の頂点ですよ!冒頭のシュワちゃんとカール・ウェザースの筋肉美溢れる握手なんて大興奮モノですよ、アナタ!筋肉モリモリ。ビリー役のソニー・ランダムの身体もウットリしますなぁ!あ、ハッスルマッスルな男の身体を愛でる映画ではナイ?そうなの?てっきりうっかり筋肉礼賛映画かと思ってマシタ。

まぁ筋肉はおいといて。コマンド部隊の要人救出という軍事モノなストーリー展開が一転、SFになっちゃうトコがステキ。序盤のジャングルを進み、ゲリラのアジトへ辿り着く展開がなかなかサスペンスフルでヨイ。ゲリラ掃討のアクションシーンも大迫力。我らがシュワちゃん率いるコマンド部隊の動きや装備(M134除く)が非常にリアルで素晴らしい。統率の取れた動きにホレボレ。そして実はこの作戦は○○○で×××でした。それ脱出だ!と思ってたら、アナタ。プレデター登場ですよ!光学迷彩を着込んでらっしゃるのか透明になっちゃうエイリアンですよ、奥さん!肉食異星人とか書いたけど、実際は食べてなかったような。単に頭蓋骨をコレクションするのが趣味のエイリアンのようです。迷惑千万な趣味だなぁ。時折、織り込まれるプレデター目線が緊張感を煽ります。そして1人ずつ狩られるコマンドさん達。そのやられっぷりがご無体デス。まぁザックリバッサリ。デモ、主役は我らがシュワちゃんよ!筋肉で語る男なのよ!かかってこいッ!

シュワちゃん対頭蓋骨フェチの異星人の戦い勃発。肉弾戦。この頭蓋骨フェチのプレデターがとんでもなく醜くて、しかも卑怯なヤツですが傷ついた身体を治療キットで手当てしてる姿は微笑ましかったり。治療する手元がかなり不器用なトコも笑えた。肝心のシュワちゃんとの一騎打ちシーンが意外とあっさり気味なのは惜しいところ。序盤のゲリラ掃討や1人、また1人と消えていく中盤の展開は良かったのに肝心のシュワちゃんとプレデターのガチンコ勝負がちょっと迫力不足かも。透明プレデターの時は「見えない敵」の恐怖が上手く表現されてて、緊張感あったのに姿を現してからはいまいち。デモ、ミーはシュワちゃんの筋肉が拝めれば幸せなのでTV放映される度に観てしまうし、DVDも繰り返し鑑賞。筋肉バンザイ。筋肉一筋。
1987年/アメリカ/107分/監督:ジョン・マクティアナン
PREDATOR

「プレデター役をすぐ降板したヴァン・ダム。背が足りなかったのか?」
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