タイムリミットは4時間、少女を救って脱出せよ。泣かない。すべてが終わるまで。
巨大企業アンブレラ社の地下研究所“ハイブ”から脱出後、何者かに捕えられたアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。数十時間後、病院で目を覚ました彼女は本能的に逃げ出し、“T−ウィルス”がラクーンシティ中に蔓延していることを知る。アリスは特殊部隊の女性隊員ジル(シエンナ・ギロリー)やU.B.C.S.(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)のカルロス(オデッド・フェール)ら、わずかに生き残った者たちと共に脱出を試みるが、街は生ける屍と化したアンデッド達で埋め尽くされていた。T-ウィルスを開発した科学者アシュフォード博士(ジャレッド・ハリス)から行方不明の一人娘のアンジェラ(ソフィー・ヴァヴァサー)を見つけ出してくれれば街からの脱出法を教えると取引を持ちかけられたアリス達はアンジェラの救出に向うが、アンデッドたちと事態の隠蔽を目論むアンブレラ社が送り込んだ最強のバイオ・モンスター、ネメシスが彼らの行く手を阻む。残された時間はわずか。アリス達は無事にラクーンシティから脱出できるのか?
アリス超人化。そして過剰装備。強すぎ。ジルとカルロスの登場は嬉しいですが、ウェスカーが出てこないのはKOROちゃん、ちょっと不満ですわ。洋館に入るなり「ウェスカーッ」と叫びたいのよ。彼の冷徹なお顔が見たいのよ。デモ!ジルがオリジナルのゲームそのまんまな衣装なので許すッ!仕種とかもゲームから抜け出してきたよう。「タイムマシン」のエマ役と同一人物とは思いもしませんデシタ。それとカルロス役をオデッド・フェール様が演じてるのでさらに許すッ!デモ、ゲームと同じ21歳という設定にはビックリ。あんな豪快に髭剃り後が青々とした21歳がいるのか?まぁそれはおいといて。
アクション満載。カット割が早くて目が追いつきません。そして椅子から飛び上がっちゃうよ?ちょっぴり寿命が縮まっちゃうよ?なビックリシーンも満載。ネメシスの造形も素晴らしい。デモ、オリジナルよりも追跡者ってカンジが薄いのは残念。「バイオ3」での追跡者が現れるシーンなんてマジで恐怖でしたから。ライブ・セレクションでバッドな展開を選んで激しく自分を責めたりしましたから。この作品の追跡者はどこなく愛らしいカンジが少々減点デス。
あ、ミーの愛らしい(?)懇願に負け、真性ホラー恐怖症の友達が前作に続いて今回も渋々付き合ってくれたワケですが、やっぱり観ている間、始終怯えておりマシタ。イヒヒ、怖がる男の子ちゃんの姿は誠にプリティですなぁ!え?ミーですか?冒頭の車ガッシャ〜ンッなシーンはけっこうビビりましたが、その後は「ホラくるよ、さぁくるよ、キターーーーッ」ってカンジでゾンビわらわらのシーンとか犬ガッシャ〜ンッなシーンとかを堪能。ついでに恐怖に震える友達の青ざめた横顔も堪能。満足。
しかし続編があるのはイイけど、アリスがかなりとんでもないコトになってるんですけど?ラストの○○ビームには驚き。
2004年/カナダ・イギリス/93分/監督:アレクサンダー・ウィット
RESIDENT EVIL: APOCALYPSE