そのとき、女は美しい凶器。
謎の美女とアイスピックによる連続殺人。自ら事件に巻き込まれていく刑事が選んだ結末は?
元ロックスターのナイトクラブ経営者がある夜ベッドの上で惨殺される事件が発生。凶器はアイスピック。捜査に当たったサンフランシスコ市警察の刑事ニック(マイケル・ダグラス)と相棒のガス(ジョージ・ズンザ)は、被害者の恋人である作家のキャサリン(シャロン・ストーン)を尋問する。彼女は数ヶ月前に今回の事件そっくりのミステリ小説を発表しており、疑惑は増すばかりだったが、キャサリンの妖艶な魅力に次第に翻弄されていくニック。恋人で心理学者のベス(ジーン・トリプルホーン)の心配をよそに深みに嵌っていくばかり。
捜査を続けるうちにニックの周りでは不可解な事件が続発。キャサリンに疑惑を抱きながらも彼女の甘い罠から抜け出せないニックが最後に知る真実とは?
監督による犯人当てのヒント、なんだアレは。他に犯人いるのかよ?妙に思わせぶりなコト言ってんじゃねぇよ。単なるエロティック・サスペンスものと思われたくなかったのかしら。ふざけろ。シャロン・ストーンの○アが見えたとか見えないとかおっぱい丸出しとか大股開き以外にこの作品にナニがあるというのだッ!いや、邦題はいいな。原題は直訳すると“本能”か?シャロン・ストーンの雰囲気にマッチした見事な邦題がかなり日本での興行成績に貢献したのではないかと。
とにかく徹頭徹尾、ヴァーホーヴェンのとことんヤリすぎます精神が遺憾なく発揮されておる当作品。エロとバイオレンスに異常な情熱を傾ける監督の偏執ぶりがキライでない方は楽しめるかと思いマス。冒頭の騎○位シーンではリアリティ出すためにホントに○○してるとか。ホントかよ。関係ないが縛られてる途中の元ロックスターのおやぢがおっぱい○ったのは絶対アドリブだと思うッ!ちゃっかり役得ぶりを発揮してんじゃねぇよ!多分、いらんアドリブを入れたのにキレて上になってるお姉ちゃんは監督の指示以上に力を込めてぶッ挿したに違いないに3,000点。
いちゃもんばっかりつけておりますが、当作品がシャロン・ストーンの出世作であるのは間違いない。あの脚を組替えるシーンは当時かなり話題になりましたなぁ。ミーが観た時はしっかりボカシが入っておったワケですが、アメリカでもボカシが入ってるのかしら?ちょっと気になるかも。え、別にシャロン・ストーンの○アが見たいワケじゃないわよ!キレイなお姉さん大好きだけど、シャロン姐はミーの好みじゃないわよ!ただ、ちょっとだけ怖いもの見たさな気持ちが働いただけなの!
マイケル・ダグラスが相変わらずなカンジ。つまり女性にだらしないというか、危険な女にのめり込み身を持ち崩す役をやらせたら天下一品というか。あ、これでも精一杯褒めてるつもり。KOROちゃん照れ屋さんだから、素直にこのドスケベおやじがッ!とか言えないのよ←褒めてないし
主演2人のクドイ顔が作品の雰囲気には合ってるとは思う。
1992年/アメリカ/128分/監督:ポール・ヴァーホーヴェン
BASIC INSTINCT