コマンドー

1000人対シュワちゃん!シュワちゃんは無敵ですッ!

愛娘を誘拐された元コマンドー隊員シュワちゃんの超人的活躍を描くアクション。

アメリカ陸軍特殊部隊々長だったジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は今は軍を退役して人里離れた山荘で一人娘のジェニー(アリッサ・ミラノ)と静かに暮らしていた。しかしある日上司だったカービー将軍(ジェームズ・オルスン)が彼の元を訪ね、最近メイトリックスの部下だった者が次々に殺されていることを告げる。メイトリックスの命も狙われていると危惧した将軍は護衛として2人の兵士が置いていくが突如、現れた敵に襲われてジェニーを誘拐されてしまう。ジョン自身も敵に拘束され、南米バルベルデの現大統領を暗殺しなければジェニーの命はないと脅される。彼の活躍により失脚したバルベルデ共和国のかつての独裁者アリアス(ダン・ヘダヤ)とメイトリックスに恨みを持つ元部下・ベネット(ヴァーノン・ウェルズ)が結託しての犯行だったのだ。仕方なくバルベルデ行きの飛行機に乗り込むメイトリックスだったが、無論言うことを聞くつもりなど毛頭ない。飛行機がバルベルデへ到着するのは11時間後。単身、愛娘奪回作戦を開始するメイトリックス。シュワちゃんを怒らせると、とんでもないコトになっちゃうよ!


シュワちゃんの相変わらずのムチャクチャぶりがステキ過ぎる作品デス。ショッピングモールで大暴れして電話ボックス投げつけるは、ポルシェをひっくり返すは、ガンショップで豪快に武器は盗むはで、やりたい放題デス。デモ、そこがイイんです!痺れるんです!憧れるんです!単身、島に上陸して完全武装するシーンなんて激しく「ぽっぽ〜ッ!」ですよ。冒頭のジェニーと楽しく過ごす様子も和むわぁ。ミーもジェニーのように片腕でシュワちゃん抱っこされたいッ!お姫様抱っこよりもシュワちゃん抱っこ!ミーをシュワちゃん抱っこ出来る人ならさらわれてもいいぞ!カモ〜〜ンッ!

興奮しすぎた。クールダウンだKOROちゃん。とにかく全編有り得ない展開です。シュワちゃんが生身の人間とは思えない超人ぶりですから。銃弾なんてシュワちゃんにはこれっぽちも当たりませんから。弾が自ら避けてるとしか思えない。しかし、そんなコトは無問題なのだよ!シュワちゃんの超人ぶりがあまりにも徹底してて痛快愉快。そしてうっとり。これはシュワちゃんの筋肉をとことん愛でる作品なのデス!ハッスルマッスル万歳ッ!

おバカな展開はKORO的には非常に嬉しいのですがDVD版の字幕はいまいちだった。飛行機内で敵の見張り役をサクッと瞬殺したシュワちゃんが客室乗務員に話しかけるんだが、その台詞が「友達を起こさないでくれ」となっていた。昔TVで観た時は「死ぬほど疲れてるから、起こさないでくれ」だったような。ベタだけど、なかなかウィットに富んだジョークなのにねぇ。劇場版はさすがにどんな字幕だったか憶えてないや。

メイトリックスを逆恨みしている元部下のベネットのゲ○っぽいファッションと濃いキャラもヨカッタです。
1985年/アメリカ/89分/監督:マーク・L・レスター
COMMANDO

「I'll be backというセリフもしっかり登場」
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