コピーキャット

邪魔な女が、ふたりいる。

ある青年に襲われ、それ以来屋外恐怖症になってしまった犯罪心理学者ヘレン(シガニー・ウィーバー)。しかし女性ばかりを狙った猟奇殺人が多発し事件を担当した女刑事モナハン(ホリー・ハンター)はヘレンに捜査の協力を願い出る。

「セブン」や「羊たちの沈黙」と並ぶサイコキラー作品の代表を狙ったようですが、何と言っても犯人の存在が弱い!シガニー・ウィーバー&ホリー・ハンターという2大女優を食うほどのキャラクターでなければ面白くないです。せっかく過去のシリアルキラーの手口を忠実に真似た模倣犯(コピーキャット)という美味しい設定なのにぃ。

シガニー・ウィーバーが屋外恐怖症で一歩も外に出られないという設定は、なかなか面白いデス。凶悪なエイリアン相手に1人で戦うリプリーがいつもビクビクしてる様子は笑える。

刑事役のホリー・ハンターも小さい身体に似合わず強気なキャラクターをさすがの演技でこなしています。それだけに犯人役のキャラの薄さが残念。ラストもご都合主義っぽいカンジで拍子抜け。主役2人の演技以外は特筆すべき点はナイ、なんだか中途半端な作品でした。
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「ヘレンと同居してる男性はやっぱり○○ですか?」
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