3大怪獣が激突するシリーズ通算第27作目。
メカゴジラ“機龍”は、1年前のゴジラとの激闘で受けた多大な損傷を修復するため、特生自衛隊八王子駐屯地にいた。その整備士、中條義人(金子昇)は叔父の信一(小泉博)と甥の瞬と共に別荘で休暇を過ごしていたが、インファント島に住む小美人たちが突然、彼らの前に現われる。
彼女たちは43年前に自分たちを救ってくれた信一にある忠告をするためやって来たのだった。小美人たちはゴジラの骨を元に武器を作ったのは大きな誤りと言い、すぐに骨を海に返すよう信一に訴える。そうすればゴジラが現われた時、モスラが機龍に代わって戦ってくれると言うのだが…
初めてゴジラシリーズを映画館で観ちゃいましたヨ。え、別に同時上映の「劇場版とっとこハム太郎 ハムハムグランプリン オーロラ谷の奇跡 リボンちゃん危機一髪!」が観たいから、ついでに観たってワケじゃないですよ?というかなんて長いタイトルなんだよ!ハム太郎。舌噛むわ。つ〜かハム太郎は観てないし。ゴジラも友達に観に行こうと誘われたからなのよッ。
なんだかイイワケばっかりしてるワ。とにかく初めてゴジラを劇場で観ました。え〜と予備知識が全くなかったので作品が始まる前に矢継ぎ早に友達に質問して情報収集したケド、やっぱりよく判らず。とりあえず鑑賞。うわッ、なんだこの演技のクサさは?これはゴジラ映画におけるお約束なのか?それにしてもみなさん、ことごとく演技がクサいのは何故だッ。金子昇は多分、素で演技がクサいと思われますが(失礼)
つ〜かメカゴジラを機龍と呼ぶのも今回初めて知ったり。それと東京には巨大生物が頻繁に現れるというのも初めて知りましたヨ。小美人たちのコトを小美人を誰かが言うたびに「1人くらい彼女らの名前を聞いたヤツはおらんのか?」という疑問がよぎったり。吉岡美穂の登場以降は金子昇の演技がそれほどクサく感じられなくなるほど、吉岡美穂の演技がイタかったり。
あ、肝心の内容。今までのゴジラのテーマはよく判りませんが、今回のテーマは人間は一度手にした「力=機龍」を放棄することが出来るのか?目の前に迫る敵に対して、機龍なくして戦うだけの勇気を持つことが出来るのか?ってカンジ?なんだかマジメというか社会的というか。デモ、怪獣映画としての面白さが損なわれてる印象大です。ミーはもっとハジケた展開がお好みなのよねぇ〜。ゴジラが「シェ〜ッ!」するとか(過去の作品であったよね)、メカゴジラが昇竜拳でゴジラをやっちゃうとか。
鑑賞後、2人連れの若い女性(多分、金子昇目当て)の「なんかさ〜、なんだかなぁ〜だったよね」という言葉が忘れられないわ。
2003年/日本/88分/監督:手塚昌明
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS