クローサー

ルックスに騙されるな。

「トランスポーター」のスー・チー、「少林サッカー」のヴィッキー・チャオ、「天使の涙」のカレン・モクというアジアの美女(?)3人が競演したサスペンス・アクション。

ITを駆使して仕事を請け負う殺し屋姉妹と彼女たちを追う女刑事が、新たな敵に対して手を組み戦いを挑む。

チョウ兄弟の経営するアジア最大のコンピュータネットがウィルスに侵され、会社は大混乱に陥る。しかしその直後、“電脳天使”と名乗る者によってウィルスは駆除され事なきを得る。しかしそれはリン(スー・チー)とクワン(ヴィッキー・チャオ)の殺し屋姉妹による罠だった。翌日“電脳天使”と名乗り社長に面会を求めるリン。彼女は社長を暗殺し、厳重なセキュリティをかいくぐり姿を消す。刑事課に配属されたばかりの新人女性刑事コン(カレン・モク)は、助手のシウマ(マイケル・ワイ)を従え、殺人現場で独自の捜査を展開する。その姿を仕掛けたカメラで監視していたリンとクワンは調べ回るコンに興味を持つ。

再び暗殺依頼メールを受けるリンとクワンだが、リンは再会した恋人ティンヤン(ソン・スンホン)から求婚され仕事を続けることを躊躇していた。日頃から未熟者扱いされていたクワンは姉に無断で1人、仕事に向う。それに気づき駆けつけるリン。現場から立ち去ろうとする2人の前に現れるコン。2人を犯人と直感したコンはリンと対決。しかし、そこに拳銃を持った男達が現われ、心ならずも協力しながら危機を脱する。

何者かに追われるリンとクワン、そして2人を捕まえようとするコンにも罠が…


美女3人ってのは言い過ぎかと思いますがイイ!いやぁ〜久しぶりにスカッとしましたヨ。ストーリーはハァ?なカンジですけどね。姉妹が駆使するワールドパノラマシステムというなんだかストーカー御用達というか素晴らしいシステムも後半は置いてけぼり状態だったり。つ〜か2人が殺し屋になる過程がとんでもなく適当に描かれていたり。それだけかよ!ってカンジ。それなのにティンヤンとの過去がリンの素晴らしく説明口調な台詞と、とんでもなく寒イボな映像で描かれてマス。とにかくティンヤンはいらん。キミ、巨人の元木に激似。

とにかくアクションですよ!前半の社長暗殺シーン。真っ白なパンツスーツのスー・チーが無表情で開脚!ガラスがバリバリ割れてるのに我関せずですよ?天井に逆さまでぶら下がっちゃうんですよ!コンと対決するシーンでは黒のスリット入りスカートで開脚!おパンツ見えちゃってますよ!クルクル回ちゃってますよ!

観客を笑わせるつもりなのか大真面目にやってるのか、かなり謎なシーン満載ですし、リンとティンヤンの恋愛シーンがクサくて観てられませんがラスト20分のアクションでそんなコトはノープロブレム状態。息もつかせぬといいますか、とにかく無呼吸状態に陥りそうな程見入ってしまいました。アジア版チャーリーズエンジェルとか評されてるようですが、断然こちらの方がステキ。あちらもストーリーなんてどっかいっちゃってますからね。

やたらとショートパンツ着用、ムダに髪の毛が風になびくシーン多用、入浴シーンにヘソ出し、パンチラ、意味なく下着シーンと男性陣に親切(?)な作品でしかもアクションも見応えアリとオススメの作品です。
2002年/香港・アメリカ/111分/監督:コリー・ユン
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