ナチュラル・ボーン・キラーズ

史上最悪の大量殺人犯としてアメリカの犯罪史にその名を刻むミッキー&マロリー・ノックスの軌跡を斬新な映像で描いた、オリヴァー・ストーン監督、クエンティン・タランティーノ原案のクライム・ロードムービー。

運命的な出会いをしたミッキー(ウディ・ハレルソン)とマロリー(ジュリエット・ルイス)は、各地で殺人を繰り返しながらルート666を疾走していた。そんな2人をマスコミが注目。彼らを追いながら報道する。それを見ていた民衆は、いつしか彼らをヒーローとして崇めるようになっていく…


ジュリエット・ルイスが出てるのと友人に絶対KORO好みだから!と強く勧められ観た作品ですが、個人的にもう2度と観ないだろうなリストの上位に入る作品です。

なんだか映像に酔った。悪い意味で。普通のフィルム映像から、TVの映像とかモノクロのホーム・ビデオの映像、アニメーションにニュース映像、それでも足らずに実験的映像っていうんですか?サイケ調な映像が使われてて、脳が死にそうになりましたヨ。お前ら、休まずに観続けろ!って言われてるような気がしたのはミーの被害妄想でしょうか。

2人の殺人シーンよりも暴力的な映像にミーの繊細な神経はへこたれマシタよ。つ〜かアンタ好みだよと強く勧めた友人はミーをどんな人間と思ってるのか激しく問い詰めたい。ジュリエット・ルイスは大好きな女優だし、この作品でも相変わらずキュートかついやらしいカンジが出てますが、とにかく作品自体が好きになれない。全然、主人公に惹かれない。

オリヴァー・ストーンがナニを訴えてるのかサッパリ判りません。この作品をミーに勧めた友人が「殺人って気持ちいいんだ〜と思っちゃった♪」と言った時には寒イボでしたヨ。コワ。暴力描写が過激な作品がキライなワケではないですが、暴力以外に何も描かれていないように感じられる作品はダメ。とゆ〜かその前にあまりに画面がチカチカしすぎて全然集中出来なかったデス。

全編を通して観ている者に休む間を与えずにチカチカ映像と暴力シーンを展開するこの作品を観るにはかなりの精神力と体力、動体視力が必要かと思われマス。
1994年/アメリカ/119分/監督:オリヴァー・ストーン
NATURAL BORN KILLERS

「ジュリエット・ルイスは好きだがファッション・センスが…」
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