その怒りが全てを打ち砕く!
敵対するマフィアに弟を殺され、復讐に燃える元刑事の姿を描くハード・アクション。
アメリカ、オークランド。黒人ギャングと中国系マフィアの二大組織は常に一触即発状態にあった。しかし、ある日中国系マフィアのボス、チュー(ヘンリー・オー)の息子ポー(ジョン・キット・リー)が何者かに殺され、危うい均衡を保っていた関係が崩れ始める。ポーの兄である元刑事ハン(ジェット・リー)は父の罪を被り、獄中にいたが弟の死を知るや脱獄。復讐を胸にアメリカへと降り立つ。黒人ギャングのボス、オデール(デルロイ・リンドー)の愛娘トリッシュ(アリーヤ)とふとしたことで知り合ったハンは、彼女の協力を得ながら事件の真相を追うが…
きゃぁぁッ、リーちゃまよ!彼の姿さえ拝めればおっけ〜なのです!髪型がいつも同じでも無問題!演技が通り一辺倒だなんて些末な問題ッ。リーちゃまのスーパー・アクションが拝見出来れば、我が生涯に一片の悔いなし!カモ〜〜ンッ。
あれ、なんじゃこりゃ。中途半端だよ。ワイヤーアクションだよ(泣)。カット割り細かすぎてリーちゃまのアクションが生きてないわよ(号泣)。大体もしかして現代版「ロミオとジュリエット」?え、リーちゃまがロミオでアリーヤがジュリエット?…有り得ん。キスシーンすらない「ロミオとジュリエット」とか、どういうことやねん。まぁリーちゃまのキスシーンなんて観た日には確実に心肺停止しますケド。
実は公開時にタイトルに不安を抱き、とうとうリーちゃまがキスシーンしちゃうのか?アリーヤとチュウしちゃうのか?と悶々としました。なので映画館で大絶叫→卒倒などしたくないので、鑑賞せず。DVD出てから決死の覚悟で観る。いつでもスキップ出来るようにリモコン握り締めながら。
まぁキスシーンがなかったのには安堵しましたケド、肝心のアクションが頂けませんよ。リーちゃまは生アクションなの。ワイヤーなんかダメなの。カット割とかで誤魔化せないで(懇願)。リーちゃまの技を受けられる相手がいないから?クライマックスの対決シーンはなかなか良かったケド、全体的にはトホホな出来。なんか展開がもっさりしてるのに、何故か妙にリーちゃまが軽いし。初対面の女の子に気軽に電話番号聞くリーちゃまなんて観たくないのよ。爽やかな笑顔はステキだけど笑顔の安売りはして欲しくないの。KORO的にはリーちゃまは作品中、1回笑えばおっけ〜なの。意気消沈。
2000年/アメリカ/115分/監督:アンジェイ・バートコウィアク
ROMEO MUST DIE
2008.01.15記