ロケットの事故により遭難した宇宙飛行士が不時着したのは猿が人間を支配する惑星だった。主人公テイラー(チャールトン・ヘストン)はコーネリアスとジーラというチンパンジーの科学者の協力を得て逃亡を図るが…。
設定の奇抜さ、ラストのショッキングさに驚きました。4本の続編とTVシリーズが作られましたが全て観たほど、実は猿の惑星フリークのKOROです。どんどんパワーダウンしてますが。改めて観るとかなりチープな出来なのですが、ストーリー的には今でも充分楽しめる本物の娯楽大作です。ティム・バートン作のリメイク版はKORO的には疑問。プリティな猿が出てこないし。まぁそれはおいといて。
「猿の惑星」の原作者は第二次世界大戦中に日本軍の捕虜になった経験があるそうです。ということはこの作品の猿のモデルは日本人ですか?んまぁ!ミーは猿なのきゃ?!ムッキ〜!!と意味もなく憤慨してみたり。観た当時はそんなことはちっとも頭に浮かばず、ただただ猿に虐げられる人間達の悲惨さに目を覆うばかり。子供のKOROには刺激が強い作品でした。ラストも一緒に観てた従姉に説明してもらって初めて意味が判ったし。
それまではビッグスターがSF映画に出演することを敬遠してたらしい(質が落ちるってことかしら?)のですが、これを境にどんどんビッグな方々がSF映画に出演する契機ともなった作品らしいです。チャールトン・ヘストンが若々しくてステキです。
PLANET OF THE APES