13日の金曜日

若者達にとって楽しいキャンプのはずだった…

1957年、13日の金曜日。ニュージャージー州ブレアーズタウンのクリスタルレイクにあるキャンプ場で、一人の少年が行方不明となった。 そしてそれからの数年間、クリスタルレイクのキャンプ場では奇怪な事件が多発し、遂にはキャンプ指導員の男女2名が何者かによって惨殺される事件が発生。緑に囲まれた美しいクリスタルレイクは“呪われたキャンプ場”と呼ばれ、ついには閉鎖せざるを得なくなる。

そして1980年。過去の忌まわしい事件も忘れかけられ、クリスタルレイクのキャンプ場が再開されることになる。スティーヴ(ピーター・ブローワー)、アリス(エイドリアン・キング)、ビル(ハリー・クロスビー )ら8人の指導員候補生達がクリスタルレイクを訪れるが、それが新たなる惨劇の幕開けになろうとは彼らは知る由もなかった─


え〜、13金の記念すべき第1作です。まさか9作ものシリーズになろうとは思いもしませんでした。ミーはホラーものは嫌いではナイ。スプラッタも嫌いではない。しかし不感症。人がバッサバッサやられちゃうスプラッタムービーにちっとも恐怖を感じない。ワケもなく、とにかく殺っとけ!な展開のホラーっていうのはどうも乗れないんだよなぁ。しかし、この1作目はホラーというよりサイコサスペンス的要素が強いし、犯人の殺害動機というのも一応あった。そしてラストがなかなか衝撃的。そんなワケで意外と楽しめた。

それと13金といえばジェイソンだが、この1作目ではジェイソンは犯人じゃないんだよね。つ〜か、真犯人が登場しても「アンタ、誰だよ」気分満載だったような。さすがに9作も作られてると話がごっちゃになって、どうも記憶があやふや。どこまで観たかも思い出せん。「新・13日の金曜日」までは確実に観てるはずなんだが。

とにかくキャンプ場再開のためにクリスタルレイクを訪れた若者たちがひとり、また一人と正体不明の殺人鬼にやられちゃうワケですよ。意外と殺害シーンに工夫があったような気がする。けっこうカメラワークも工夫されてて観ている側になんともいえない不安感を与えてたような気がする←どんだけ記憶が朧げなんだ。

そういえばケヴィン・ベーコンが出演してるんだ。「フットルース」出演前なので気付きもしなかったケド。けっこう早い段階でヤラレちゃったような気がする。あのパンツの兄ちゃんだったかなぁ。かなり忘却の彼方。

ジェイソンは出てきませんが、ラストの衝撃度はかなりのもんでしたよ。ありゃ反則だねぇ。ラストのほんの数分のためだけに1時間半を費やしたホラー作品といっても過言ではないと思ふ。
1980年/アメリカ/95分/監督:ショーン・S・カニンガム
FRIDAY THE 13TH

「ヒロインの怪力ぶりに驚いた」
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