銀行のコンピュータ・オペレータのテリー(ウーピー・ゴールドバーグ)は、いつものように仕事もそこそこにネットでのチャットを楽しんでいた。そんな彼女に“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”と名乗る人物からのメッセージが届く。その人物は身の危険を感じており、テリーに助けを求める。しかし、居所は盗聴されている危険があるので言えないという。ヒントを手がかりに自分が潜んでいるコンピュータにアクセスして欲しい、ヒントは“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”…
ローリングストーンズの曲をバックに展開されるコメディタッチのサスペンス映画です。テリーは“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”の歌詞を手がかりに謎解きをしていきます。彼の潜むコンピュータにアクセスして判ったのは、彼がKGBにマークされているイギリスのスパイであること。そして旧ソ連、イギリス、アメリカのとんでもないスパイ戦に巻き込まれていくのです。
ウーピーのドタバタぶりがなんともキュートです。彼女の住む部屋のゴチャゴチャしたインテリアや小物も可愛かったデス。
とにかく顔も知らぬ彼のためにテリーはあの手この手で助けようと大奮闘。危険な目にあってまで彼を助けるワケですが、その彼がラストに登場します。あっと驚くというか「え〜」ってカンジです。ミナケレバヨカッタ…。そんなカンジでございます。いや、いいんですけどね。
謎解きはそれほど大したことはないのですが、ウーピーを観てるだけで楽しめる作品です。
JUMPIN' JACK FLASH