大ヒットジェット・コースター・アクション映画の続編。でも失速気味。
前作のラストの台詞通りジャックとは長続きしなかったのでしょう。アニー(サンドラ・ブロック)は今回ちがうボーイフレンドと豪華クルージングの旅を楽しむ模様。しかし、新しいボーイフレンドのアレックス(ジェイソン・パトリック)もSWAT隊員です。SWAT隊員フェチなのでしょうか?
2人が乗り込んだ豪華客船では全米から集まった宝石商によるジュエリー・コンベンションが行われる予定で持ち寄られた宝石の総額は3億ドル以上!小市民KOROにはすでに未知の金額でございます。そしてそれを狙うコンピュータプログラマのガイガー(ウィレム・デフォー)。爆弾仕掛けたから、宝石渡せ!だそうです。
前作のスピードもね、ストーリーとか色々文句のつけどころはありましたよ。でもそれを補って余りある畳み掛けるような展開、息もつかせぬスピード感。キアヌのクールさ。キアヌが走る、ぶっ飛ぶ、転げまわる〜!ってカンジで理屈抜きに楽しめたんですよ。しかし、この続編は…。
まずアレックス役のジェイソン・パトリック。キミ、老け顔過ぎ!頭涼しすぎ!です。なんか悪いけど精悍さに欠けます。スピード感感じられないのよね。「スリーパーズ」の彼は中々良かったと思うんですが、この作品では×。そしてウィレム・デフォー。彼の狂気具合が生かされてません。なんで出演したのデフォー。アンタが出るからミーは疑問を感じつつも観たんだ!なのに、なんか悪に徹しきれてない。水上でのアクションも前回よりもお金はかかっているが迫力なし。
前作を観てなければそこそこ楽しめるかも?
SPEED 2: CRUISE CONTROL