スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃

ジェダイは怒ってはならない。憎むことも。愛さえも。

スター・ウォーズシリーズの最新作。前作「エピソード1」から10年後の世界を舞台に、青年となったアナキン・スカイウォーカーのジェダイとしての成長とクローン戦争での活躍、アミダラとの禁断の恋の行方を描く。

青年へと成長したアナキン(ヘイデン・クリステンセン)はオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)の指導の下、フォースの力を習得し優秀なジェダイの騎士となるべく修行に励んでいた。その頃、銀河元老院では、ドゥークー伯爵(クリストファー・リー)の画策により、数百もの惑星が一斉に共和国からの脱退を宣言する。もはやジェダイだけでは銀河を統治できないと判断した元老院では、クローン軍隊の是非を問う重要な投票が行われようとしていた。会議に出席するため惑星コルサントに向かっていたナブーの元女王アミダラ(ナタリー・ポートマン)だが、途中で何者かに命を狙われてしまう。元老院最高議長パルパティーン(イアン・マクディアミッド)の命令により、オビ=ワンとアナキンはこの事件の調査に当たるのだが…


エピソード1があんまり面白くなかったのと、評判が今いちだったのもあって全く公開を心待ちにしてなかったのですが、鑑賞券がコンビニで当たってタダだったので観に行った。そしたら意外と面白かった。アナキンとアミダラのラブラブシーンはカユかったですが。どうみても運命に操られるように恋に落ちていく2人というよりも長い禁欲生活に耐え切れずなんか恋してみましたってカンジ。まぁ、2人が恋に落ちないと話が始まりませんケド。それにしても、もうちょっと爽やかに描いてくれればなぁ。久しぶりに観ている方が恥ずかしくなるようなシーンでした。

ストーリーはアナキンとアミダラの恋の行方、それによって生じるオビ=ワンとアナキンの確執、クローン戦争の模様など2時間半、息もつかせず観せてくれます。しかしシリーズを通して観てないと理解出来ない用語や因果関係の説明が全くナイのはいかがなものでしょうか?マニアしか観るなってコト?さすがに旧3作から約20年たってるから初めてこのシリーズを観るって人も大勢いると思うんですが。ちなみに初めてスター・ウォーズを観たという同僚は「パダワンってナニ?、フォースってどんなの?、なんでジェダイはあんなコト出来るの?」とミーに聞いてきました。まぁそれはそれでもうちょっと予備知識を仕入れて観て欲しいと思いましたが。

この作品での一番の見所は色んなトコロで書かれていますが、ヨーダのアクションですね。スゴイ、笑える(?)と聞いていたのでぷちっと期待してたワケですが、アンタ亀仙人かよ!というのがミーの感想デス。とゆ〜か杖いらんやろ。しかし、前作のエピソード1の見せ場のダースモールVSオビ=ワンのアクションシーン同様、短め。もっと見せろ。しかしドゥークー伯爵扮するクリストファー・リーの御年80歳とは思えない身のこなしとセクシーじじい振りに惚れました。暗黒面が画面いっぱい広がってるカンジ。それに比べてマスター・ウインドゥ役のサミュエル・L・ジャクソンはモッサリしたカンジ。クライマックスでの戦闘シーンでは、そんな動きで何故勝てる!と激しく思いました。ちょっと残念。

成長したアナキン。視線がキモイ。いずれは暗黒面に落ちてしまうワケですケド、だからってあの視線はないだろ。関係ないケド、薄衣から透ける彼の胸も妙にキモかったです。見せんな、コラァ!とか心の中で激しく叫びました。フツー、KOROは殿方の引き締まった胸なんて観ようものなら、それだけで映画観た甲斐があったワ♪と思うんですが、彼はダメ。それとオビ=ワン。弱ッ。ついでに老けすぎ。一瞬キーファー・サザーランド?と見間違うほどの老けぶり。いえ、キーファーは好きですけど。あのダースモールとの熱い戦いはなんだったんだ?と思うほどのヘナチョコぶり。

アミダラ。七変化デス。あんな小さなスーツケースに一体どういう収納法をすればあれだけの衣装が収まるんだ?というほどの衣装持ち。それとアクションシーンで意外にも大活躍。オビ=ワンより強いんじゃねぇのか?

とりあえず今回のスター・ウォーズはアナキン、オビ=ワンがどうもなぁ〜でしたが、ヨーダの大活躍を観ることが出来たので一応満足。あ、ジャンゴ・フェットとボバ・フェットがホントの親子のように似てたのもちょっとヨカッタ。3年後のエピソード3がけっこう待ち遠しい出来の作品でした。
2002年/アメリカ/142分/監督:ジョージ・ルーカス
STAR WARS: EPISODE II ATTACK OF THE CLONES

「ヨーダは帝国の逆襲での初登場シーンでルークの食べ物をワシのじゃ!とダダこねてたなぁ」
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