チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル

エンジェル達が帰ってきたわよ!

3人のエンジェル、ナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)にある日、新たな指令が下る。テロリスト集団によってモンゴルとシベリアの国境に拉致された米警察機構の要人カーター(ロバート・パトリック)の救出。エンジェル達は、いつものようにお得意の変装でテロリストのアジトに潜入。速攻かつ華麗、しかもおバカに任務達成。しかし、テロリストの真の目的は連邦証人保護プログラムによって守られている対組織犯罪の最重要証人リスト。リストにアクセスするための重要アイテム“指輪”を狙っていたのだ。


エンジェル達が今回も大活躍よ!つ〜か更におバカさ増してマスね。デモ、前回のようにスカッと楽しめないのは何故でしょう。なんというかシモネタとかで笑い取ろうと思っても、字幕じゃムリだったり。色んな映画のパロディとかされてもあんまり判んなかったり。

それとディランが今回、妙に地味。一応彼女がストーリーの核なハズなのにとんでもなく地味。アレックスは監督のお気に入りなのかパパまで登場しちゃったり、ミーの個人的見解ですが、一番カワイイ衣装を常に身につけていたような。彼女が一番に登場するし。ナタリーは前回にも増して逝っちゃってる表情のシーンが多い気がした。ハマーダンスの時は笑えるというより、怖くなりましたよ。そのイカレっぷりに。

しかし指輪を巡る争いですか。「ロード・オブ・ザ・リング」かよ。なんだか指輪が映る度に狙ってんのか?と気になりマシタよ。多分狙ってるんだろうなぁ。

あ、久々スクリーンに復活のデミ・ムーア。全身お直しボディがコワイです。いきなり超ビキニで登場ですよ。しかも黒ですよ。伝説のエンジェルですよ!元エンジェルというよりも魔女にしか見えませんが。彼女が持つ黄金のデザートイーグルを見て思わず「黄金銃を持つ女かよ」と心の中で呟いてみたり。つ〜か片手撃ちはいくらなんでもムチャやろ。アンタはダーティー・ハリーよりもダーティかつパワフルなんですかッ!とツッコミたくなりマシタ。その割りにあんまり強そうじゃなかったし、悪ってカンジもなくインパクト弱かった。もっとハジけた配役してクレ。ビューティフルかつ強そうなお姉サマ、ぷり〜ず。ディヴァインとか(女じゃないし!キレイじゃないし!しかも故人)。

前回ボスレー役を演じたビル・マーレイに替わってボスレーを演じるバーニー・マック。彼自身は悪くはないんだけど、ボスレー役にはどうよ?と思ったり。まぁビル・マーレイもなんだかいまいちデシタけど。噂によるとルーシー・リューがビル・マーレイが気に入らんから、降ろせと言ったとか言わないとか。

全編タイトル通りハイテンションではありマシタ。
2003年/アメリカ/106分/監督:マックG
CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE

「ブルース・ウィリスはデミにアンタ、私の為に出なさい!と命令されたの?」
アイ★ラブシネマTOPに戻る