子供はいないが仲良く幸せに暮らすアンディ(ビル・プルマン)と妻トレーシー(ニコール・キッドマン)。最近アンディの勤める大学では生徒が連続殺人の犠牲者となり、アンディは頭を抱えていた。しかもある日、原因不明の腹痛でトレーシーが倒れてしまう。アンディの旧友ジェッド(アレック・ボールドウィン)が彼女の手術を担当するが、その手術が元で、アンディとトレーシーの関係に亀裂が入り…。3人の男女の愛憎を描いたサスペンス・スリラー。
ニコール・キッドマンの悪女はイイ!ストーリーも適度に伏線が張られ、どんでん返しの妙もありなかなかです。まぁちょっと小粒ですが。ただ最初は女子学生を狙った連続レイプ殺人がメインと思ったので、けっこうそっちに気を取られてしまい、あっさり解決してしまった時はアレ?と思ったり。しかも本編にはあんまり絡んでないし。それと配役にもうちょっとヒネリが欲しいかも。ニコール・キッドマンはおっけ〜です。インパクトが弱いとか言われたようですが、ミーは好き。普段の彼女は好きじゃないケド。
ビル・プルマンとアレック・ボールドウィンが逆の役回りだったら、もうちょっと盛り上がったかもしれません。2人ともあまりにもそれっぽくて、意外性がないんですよね。そのせいでこぢんまりとしたTVムービーの感が拭えません。
MALICE