恐れるな。未来は変えられる。未来は決まってなどいない。運命は自分で創り上げるのだ。
大ヒットSFアクション「ターミネーター」シリーズ第3弾。
コンピュータ、スカイネットが支配する未来社会から送り込まれたT-1000の襲撃をT-800の協力で乗り切ったジョン・コナー。それから10年。審判の日は回避されたかに思われたがジョン(ニック・スタール)は常に何かに怯え、定職にもつかず住む処も定まらない生活を送っていた。そんなある日、またも未来から新たな刺客T-X(クリスタナ・ローケン)が送り込まれてくる。女性型ターミネーターT-XはT-1000をはるかに上回る性能を持ち、あるリストに沿って人間たちを次々に抹殺し始める。否応なく再びマシーンとの戦いに身を投じるジョン。そんな彼の前にあのT-800と同じ形状のターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)が姿を現わし…
いやぁ〜〜〜!ジョン・コナーが不細工になってるぅ〜!美少年がなんでこんなにムサくなっちゃうのよ!ついでにヒロインもやたらオバくさいわよ!「ロミオ+ジュリエット」のクレア・デインズですって?ジュリエットの時はムチャ可愛いとはいえないまでも、もう少し見られたわよ?ミーはてっきりTVシリーズの「チャーリーズ・エンジェル」の初代エンジェル、ケイト・ジャクソンがシワ取り手術でもして出てるのかと思ったわよ!←有り得ん
しかしやはり前作から12年。シュワちゃんの復活はうれしいですが、やっぱり全裸での登場シーンは泣きましたね。衰えてるなと。萎んじゃってるなと。半年間トレーニングを積んだとかで大胸筋とかはなかなかでしたケド、やはりプリプリのお尻は55歳の年齢には勝てなかったようで見せてくれなかったワ。下がってるのね!たるんでるのね!え、別にシュワちゃんのハダカが目的ぢゃないですよ?しかし男性ストリッパーから今回は衣装を奪うワケですが、じゃぁおパンツはハイレグなのか?つ〜ことはハイレグ・ターミネーター!んまぁ!んまぁ!ある意味最強かも?そんなカンジで映画を観てる間中、ジョン・コナーを守る為にやってきた旧型ターミネーターはハイレグで頑張ってるんだなぁと気になって仕方がなかったデス。
あ、肝心の新型T-X。キレイだけどいまいち。もっとT-1000のように終始無表情で!たまに微妙に焦りやイラついてるカンジが表情に出てて、ダメだ、ダメだ、ダメだ〜!不気味さが希薄ですよ。圧倒的な強さなんでしょうケド、そういうカンジがT-1000に比べて薄い。あとスタイルもイカン。お尻のラインが不合格!豊胸出来るんならケツもリフトアップしとけ!←どこ見てるんだ
しかし最近のワイヤーアクション全盛に真っ向から立ち向かうような正統派といいますか重厚なアクションシーンはなかなかデシタ。BGMもなしで車と車がぶつかりあう正にガチンコ(?)なカンジのカーアクションシーンはド迫力でした。久々に重々しいアクション見たなぁってカンジ。いい意味で。
笑いを狙いすぎてたり、大人になったジョンよりもいっそのコト子供時代のサラ・コナーを襲いに行っとけよとか、T-Xはマシーンを自在に操れて触れたものに変身出来るなら自ら走ったりせんでフェラーリとでも同化してジョン達を追えと思ったりとツッコミどころは多々ありましたが、予想よりも楽しめマシタ。まぁストーリーはこれがせいいっぱいって印象デスが。つ〜か「T4」作るつもりなの?その時はフルCGですか?
2003年/アメリカ/110分/監督:ジョナサン・モストウ
TERMINATOR 3: RISE OF THE MACHINES