世界の「謎」は私のモノ。
世界中でヒットした人気ゲームをアンジェリーナ・ジョリー主演で映画化したアクション・アドベンチャー。
超富豪な上に才色兼備なトレジャー・ハンター、ララ・クラフト(アンジェリーナ・ジョリー)。ある日、彼女は20年前に失踪した父の隠し部屋で謎の星座表を発見する。それは、“イルミナーティ(光の人々)”という秘密結社が時空の扉を開ける鍵を見つける為にはどうしても必要なモノだった。
冒頭から古代遺跡でララが石像と闘うシーンまでは最高に面白いデス。それとボヨヨンな胸。ババーンなヒップ。CGだろうがパット何枚も重ねてようがノープロブレム。ダイナマイッなお姉さんは観ているだけで幸せになれますなぁ。いきなり謎のマシンと戦闘。ララの不敵な笑いにノックダウンです。バイクでのアクションシーンもステキだわ。あんなお姉さんなら轢かれても悔いナシ!←おバカ。デモ、どうしてあんなモノが家にあるんだ?とか考えちゃイケマセン。ララ・クロフトは富豪なんです!お嬢様なんです!じゃぁ、なんでトレジャーハンターなんかしてるの?っていうのも聞いちゃダメ!彼女の使命なんだから!←そうなのか?
しかし、途中からの展開はなんだかなぁと思ったり。原作のゲームでかなり痛い思いをさせられた経験があるKOROは、もっと難解かつシビアなステージが次々登場して、危機一髪シーン続出かと思ってたんです。デモ途中から情緒的シーンがかなりのウェイトを占めてきてテンポダウン。ララ・クロフトはどこまでも突っ走らなきゃ!パパとの思い出にシンミリなんかしてちゃダメ!ラストの戦闘シーンもハァ?なカンジ。
それとカット割が早くて肝心のアクションがちっとも見えない。もっとしっかり見せてクレ。最大の不満点は悪役。カッコヨクナイ!印象薄すぎ!とゆ〜かトゥームレイダーなんだからラスボスはもっと巨大かつ凶悪なカンジ希望。原作はいきなり恐竜登場だし。それとパパ役でアンジーの実の父であるジョン・ヴォイトが出演してますが、この配役もいまいち。どうせならジョン・ヴォイトを悪役にしてラストは壮絶親子バトルとかの方が盛り上がるコト必至←悪趣味KORO
ララが拳銃を構えてるトコなどはかなりサマになっててカッコ良かったですが、ラストの○○○がねぇ…。いや〜ん、ばか〜ん、いや〜んなカンジなんです。アレはイカン。
2001年/アメリカ/101分/監督:サイモン・ウェスト
TOMB RAIDER