アメリカ空軍のF−14戦闘機を駆る超エリートパイロット達(トップガン)。その仲間入りを果たしたパイロット、マーヴェリック(トム・クルーズ)が女性教官との恋や親友の死、挫折を乗り越えて、真のトップガンになるまでの姿を軽快な音楽に乗せて描く「愛と青春の旅立ち」戦闘機乗り版。
「愛と青春の旅立ち」戦闘機乗り版と表現しましたが、あちらは人間の葛藤というか、ワリと真面目チックだった印象ですが、こちらは「F-14カッコイイぜ!ビンゴ!ヒャッホ〜!」なカンジな作品。つまりカルイ。いや、別にいいんですよ。トムちんが若くてちょっとイヤだけど。なんだかポッテリしてるし。あの爽やか笑顔も妙に浮いてるし。今のトムちんの方がまだいくらか我慢出来る(失礼)
デモ、ケリー・マクギリスがステキなので許す。この頃のケリー・マクギリスはカッコイイ女性で大好き。この作品と「告発の行方」の彼女。あ、「刑事ジョン・ブック」での未亡人役もちがう一面が見れてヨカッタです。そういえばメグ・ライアンがひっそり出てたり。印象にあまり残ってないケド。それとライバル?のアイスマンがヴァル・キルマー。カート・ラッセル、ジェフ・ブリッジス、ヴァル・キルマーの区別がつかないミーなので、トムちんのライバルがカート・ラッセル?おやじすぎ!とか見当違いな印象しか残ってなかったり。
マーヴェリックの心の葛藤の描写なんかはアレ?っていうほど薄いんですが、一転戦闘機が登場するといきなり活気づきマス。「エースコンバット」的なノリなので、けっこう好きかも。まぁ相手を撃ち落しておいて「ビンゴ!」はどうかと思いますが、この作品は人間ドラマでなくてF-14のプロモビデオってコトで。
あとトムちんとケリー・マクギリスのラヴシーンで流れるベルリンの「愛は吐息のように」が最高にイイですなぁ。しっとりした雰囲気をさらに高めてます。
トムちん大好き&戦闘機好きな方には楽しい作品デス。
TOP GUN