となりのトトロ

このへんな生きものは、まだ日本にいるのです。たぶん。

宮ア駿作品の最高級傑作アニメらしいデス。否!ミーの最高級はラピュタ!そして紅の豚!まぁ観ましたケド。KORO的には普通な印象。

物語の舞台は昭和30年代。大学で考古学を研究するお父さんと小学6年生のサツキ、4歳のメイが引っ越してきたのは、自然豊かな田舎町。見るからにお化け屋敷のような家が新居デス。いや〜ん、なんか出そうよ?あら、本当に出ちゃったわ…トトロが。

ストーリーよりもミーが印象に残ってるのは色彩感。いや〜緑がキレイ。田舎町の風景。妙に懐かしいカンジ。あ、デモKOROは昭和30年代生まれぢゃなくってよ!まぁミーの子供時代はあんなカンジに近かったデス。オート三輪とか普通に走ってたし。舗装された道路少なかったし(昭和20年代生まれ?)

そんなにジブリ作品の中では好きじゃナイと言っておきながらなんですが、お父さんが好き!引っ越してきて「お化けがいるかもしれない」、「お化け屋敷だ!」と叫ぶ子供達に、「そりゃスゴイ。お化け屋敷に住むのがお父さんの夢だったんだ」とか言うの。いいわ!ステキだわ!是非ミーを家政婦でいいから、家に置いて!と叫んでみたり。こんなステキなコト言えるお父さんっているのかしら?糸井重里のボソボソしたしゃべりが雰囲気に合っててヨカッタです。まぁ彼には「マザー3」の恨みがあったりしますが。

もうひとつ、ついでにそんなに好きじゃないといっておきながら、子供にしか見えないトトロ、あのステキなお父さんでさえ見えないトトロ。森の中で繰り広げられる、ちょっと不思議な出来事。現実にはあり得ないんだけど、そんな世界があったらいいなぁと空想して、一瞬子供時代に戻ってみたりと、心が洗われる作品だなぁと。デモきっとKOROにもトトロは見えないなと思って、ちょっと淋しい気持ちになったりもしたり。

は!実は気に入ってるのか?DVD買っちゃうのか!…とにかく今さらミーが言うのもなんですが、おこちゃまにも大人にも楽しんでいただける作品デス。
となりのトトロ

「トウモロコシで泣くとは思わなかったデス」
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