トランスフォーマー

未知なる侵略はトランスフォーム<変身>から始まる!

遥かな昔。遠い惑星から地球へやってきた謎の来訪者。その来訪者達は南極の氷の下にその身を封印した。ある目的のために。1897年、やはり南極でひとりの探検家がクレパスに落下し、ある事故で失明してしまう。これがやがて人類すべてを恐怖に陥れる恐るべき現象の第一歩となるとは、この時点で気づくものはなかった。

そして現代。ある日、中東カタールの米軍基地に未確認ヘリが着陸。それは突如ロボット型へと変形して無差別に攻撃を開始する。同じ頃、飛行中の米国大統領専用機内に何者かが侵入し、機密情報が驚異的なスピードでハッキングされる事態となる。ただならぬ不測の事態に政府は内密に事件の解明に取り掛かる。

ごく普通の高校生のサム(シャイア・ラブーフ)は父親から中古の黄色いカマロを買ってもらう。張り切って同級生のミカエラ(ミーガン・フォックス)を送ろうとするが途中で車はエンスト。せっかくの親しくなるチャンスを逃してしまう。だが、その夜にサムの車が突然動き出し走り去って行く。自動車泥棒に盗まれたと思ったサムは必死で追いかけるが、追いついた先で彼が見たのは信じられない光景だった。パトカーが突如、変形し巨大ロボットと化したのだ!そしてサムのおんぼろカマロまでも!

地球侵略を狙うロボット軍団デストロンVS人類の味方ロボット軍団サイバトロン。彼らは共に遥か昔に地球に落ちたという“キューブ”という物体を捜し求めており、その鍵をサムが握っているというのだ。

とにかく変形だ!トランスフォームだ!GO!GO!サイバトロン!


え〜と。去年鑑賞したのに感想を書くのを失念してマシタ。まぁ今さらだけど書く。旬とか最新とかはまるっきり無視のテキトー映画感想コーナーですから。発酵しかけが美味しいんですから←意味不明

とにかく。面白いとか面白くないとか言う前に、ただ唖然。もうCGは行き着くトコまできてしまったみたいな。小市民KOROはその圧倒的映像にただただ口ぽか〜ん状態ですよ。いたいけな子供時代にこれを観たら、確実にロボット達は実在すると信じ込みますよ。ミーも大人になったら黄色のカマロ買ってバンブルビーと戦うんだ!と無意味に決意しちゃいますよ。ナニと戦うのは不明ですが。

内容はキューブの存在意義とかロボット達の素性とかが曖昧というかテキトーなカンジだったのでストーリーはいまいち。あとやたらジョーク連発なのでなんか全体的に軽いカンジ。そのせいか監督がマイケル・ベイだからなのか、ところどころに「アルマゲドン」臭がぷんぷんするような。まぁストーリーなんて、軽かろうが薄かろうがヨロシイんです!トランスフォームが観られれば万々歳!ロボット達の造形と変形ぶりが素晴らしいッ。朝でも昼でも夜でもトランスフォーム!陸でも空でもトランスフォーム!アニメ版「トランスフォーマー」を欠かさず観てましたからね!ご幼少の頃は超合金ロボが欲しくて堪らない子でしたからね!←年がバレるわ。女の子だからという理由で買ってもらえなかったケド。ロボットとか変形とかに異常に興奮する体質だったの。まぁ因みにアニメ版「トランスフォーマー」が放映されていた時は立派に大人でした。ほっといてくれ。

ロボット軍団のデザインと活躍ぶりもヨイのですが忘れてならないのがミーガンちゃん。将来、キレイでコワイお姉さんになりそうな可能性大のミーガンちゃん。久々のニューカマー!「シュシュポポ!シュシュポポ!ぽっぽ〜ッ!」ですよ!いやぁ、ミーガンちゃんに出会えたのは幸せですなぁ。やっぱりキレイな女の子ちゃんはイイッ。KOROのハート満タン。眼福。

あら、主人公サム役のシャイア・ラブーフのことをこれっぽっちも書いてない。好みじゃないし。なんだかアメリカの好青年代表みたいなカンジがあまりお好みじゃないの。プライベートは全然好青年じゃないみたいだけど。

トレーラーではシリアス風な印象だったのに実際はジョークやパロディが多々見られるライトな作りにちょっとびっくり。しかし驚愕を超えたその映像に観たというよりは体験したってカンジ。メカ好き、ロボット好きでなくても楽しめるかと思いマス。
2007年/アメリカ/144分/監督:マイケル・ベイ
TRANSFORMERS
2008.03.31記

「ハッピータイム♪」
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