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知り合いのMくん(仮名)。以前タクシードライバーへと華麗なる転身をしたことがあるのですが、色んな話題を提供してくれました。
まず彼がタクシードライバーになるということ自体、仲間内では話題でした。何故なら彼は、車の運転をするにも関わらず気合い入りまくりな方向音痴なのです。
以前同じ職場で働いてたんですが、彼が仕事や私用で出掛けると必ずと言ってイイほど「あ〜今、僕どこにいるんでしょう?」と電話がかかってきました。しかも一度教えても覚えようとしない。道を知らなくてもどうにかなるさと下調べもしない。そんな彼がタクシードライバーですか?知り合いのほぼ全員が不安な気持ちでいっぱいでした。
方向音痴に加えて彼の運転テクがまた独特。スピードは出さないんだけど逆に出さない過ぎ?ってカンジ。都市高速でも何故か頻繁にブレーキを踏みます。あとわが道を行くタイプである駐車場に入った時なんですが、なんでもそこは下が回転式になってて自分で切り返ししなくても勝手に回転板が回ってくれるという駐車場だったのに、彼はそんな機能を無視するかのように回転版の上で必死に切り返しして警備員のおじさんを慌てさせたり…。
そんな不安要素いっぱいのMくんですが生来のお気楽さからか、けっこう楽しんでいるようでヒマな時間にメールやら電話でネタを提供してくれマシタ。
その1
40過ぎのべろべろに酔ったおばさんにこのままどこか行こうとしつこく誘われた。どうにか断ったが数日後指名を受け、貞操の危機に怯えている。
その2
おじさんを乗せて行き先を聞いたら「真っ直ぐ行け」としか言ってくれない。しかも散々ぐるぐる車を走らせた挙句、お金を持ってなかった。
その3
お客を乗せて車を出したのはいいが他のタクシーが何台も寄って来るのでおかしいなと思ったら、緊急ボタンを知らない間に押していてタクシーの上に載ってるライトみたいのが点滅していた。
その4
まだ一度もお客さんから行き先を言われ、自力で行けたことがない。
その5
無事お客さんを目的地に送ったのはいいが、自分がどこにいるのかさっぱり判らない事がよくある。
その6
関係ないが仕事用に買ったネクタイは100円ショップで買ったすごい色のネクタイだ。
Mくんに幸あれ!