バトルクリーク・ブロー

テキサスの小さな町バトルクリーク。そこで繰り広げられる世界中のプロ・ファイターたちが桃戦する格闘技選手権に出場することになってしまった青年と彼をとりまくギャングの陰謀を描く。

シカゴ。この町では2つのファミリーが対立しており、常日頃から争いを繰り広げていた。裏通りでは二大ファミリーの一つ、ピッツバーグのボス、モーガン(デイヴィッド・シェイナー)に雇われたファイター・キッス(H・B・ハガティー)が相手を打ち負かしていた。彼が倒したのはモーガンと対立するもう一つのファミリーのボス、ドミニチ(ホセ・フェラー)に雇われたファイター。同じ頃、青年ジェリー(ジャッキー・チェン)が父の経営するレストランに戻ってみると、ドミニチの手下が父親を脅していた。チンピラたちを得意のカンフーで退散させたジェリーだったが、それを見ていたドミニチの甥レジェッティ(ロン・マックス)の怒りを買う。そして兄の婚約者を人質に取られ、テキサスの小さな町バトルクリーク格闘技選手権に出場してキッスを倒すことをドミニチに強要されるジュリー。

叔父で幼い頃からの武術の師匠でもあるハーバート(マコ)をコーチに特訓を開始するジュリー。やがて格闘技選手権の日。ジュリーは並みいる強豪を倒していくが…


ジャッキー若ッ!新鮮!え〜と確か映画館に観に行ったような。かなり昔なので記憶が曖昧だけど、確かに映画館で鑑賞したはず。従姉がホラー大好き、ジャッキーも大好き、ナンセンスギャグも大好きという節操ナシでしたから。しかし再見したら、ほぼ忘れてた。序盤のローラースケート大会なんて全然憶えてなかった。

しかしジャッキーが若いというトコ以外は特筆すべき点ナシかも。アクションはそこそこ面白いですが、なんか地味。バリエーションがないので飽きる。敵役も強いのか弱いのかハッキリしないし。ジャッキーのアメリカ映画初主演作(製作はゴールデン・ハーヴェストだけど)ということで、妙にアメリカンなカンジ。ジャッキーの動きは確かに素早くてイイけど、「おぉッ」と唸るようなシーンはほとんどなかったなぁ。残念。キッスとの戦いはまぁまぁだったケド、その前の戦いがことごとく興奮度に欠けてマス。

若いジャッキーが是非とも観たいッという方はどうぞ。あ、そういえばジャッキーのキスシーンがあった。一応見所なのか?
1986年/アメリカ・香港/96分/監督:ロバート・クローズ
BATTLE CREEK BRAWL

「ジャッキーはブリーフ派らしい」
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