モータル・コンバット

同名の人気TVゲームをSFXをふんだんに駆使して映像化した格闘アクション。

弟を謎の武術家シャン・ツン(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)に殺された中国人武道家のリュウ・カン(ロビン・ショウ)は伝説の格闘神ライデン(クリストファー・ランバート)と出会い、彼の助言で香港で開催される格闘技トーナメントに出場する。ハリウッドの人気アクション・スターのジョニー・ケイジ(リンデン・アシュビー)も、そのアクションをニセモノだとマスコミに叩かれて汚名挽回のために大会への出場を決意。相棒を殺した犯罪組織の幹部・カノウを追う女捜査官のソニア(ブリジット・ウィルソン)もまた、香港を訪れていた。運命に導かれるように集まった3人は、そのトーナメントが地球と魔界の存亡をかけた伝説の格闘技大会“モータル・コンバット”であることを知る。

そして4本腕の巨人ゴローや冷気を自在に操るサブ・ゼロら、シャン・ツン率いる魔界戦士との戦いの火蓋は切って落とされた!


「モータル・コンバァァァッ!」と暑苦しいまでにド派手なオープニング・テーマから大好きなKOROです、ミ・アモーレ。ミーの携帯アラーム音はずっと「モータル・コンバット」のテーマです、オブリガード。ガンガン鳴り響くBGMと、とにかく使いまくっとけ的なSFXに洗脳されて得点が2割増しになってるKOROです、メンソーレ。いきなり意味不明ですが、とにかく好きなんだよ!B級魂炸裂なこの作品を偏愛してるんだよ!それにクリストファー・ランバートが出てるし!もうタマラン。神様なのに貫禄ゼロだし、動きもいまいちだけど無問題。だってクリストファー・ランバートだからッ!ヨッ、B級映画の雄!微妙にホメ言葉でないカンジだが全身全霊でホメてるつもり。クリストファー・ランバートにはB級路線を貫いて欲しい。

まぁとにかく、はっきり言ってダメ映画ですよ。アクションはもっさりだし、脚本はトホホだし、SFXはショボいし。主役であるはずのリュウよりもシャン・ツンの方が目立ってますから。完璧に食われてますから。でも、ノリだけは異常にヨイ。呆れるくらいにヨイ。万事ノリだけで押し切る展開が素晴らしい。ミーのへっぽこ魂の正にストライク・ゾーンど真ん中。そして女性陣のアクションがこれまたお粗末極まりないのだが、セクシーな衣装でお茶を濁そうとしているところが非常にヨイ!

あ、ゲームの方はプレイしてないですよ。操作性悪いし、キャラにクセがありすぎるし。なのでミーはモータリアンではないですが、映画は好き。何回観ても、あのヘボさにウットリする。おバカさ全開の爆笑ラストも愛おしい。さぁ、アナタも「モータル・コンバァァァッ!」と一緒にシャウトしよう!
1995年/アメリカ/101分/監督:ポール・W・S・アンダーソン
MORTAL KOMBAT
2008.02.16記

「ジョニー役はヴァン・ダムの方が適役」
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