酔拳2

ジャッキーが中国近代史の英雄ウォン・フェイフォンの活躍をノンストップアクションで魅せます!

「プロジェクトA」や「ポリスストーリー」もいいですが、やっぱりジャッキーは「〜拳」シリーズ!冒頭の列車のシーンから魅せてくれます!列車の下や床下での限られた空間を逆手に取ったアクションの攻防。ああん、胸が打ち震えますぅ〜。

アクションシーンの面白さはもちろんのこと、シナリオも1人の青年の成長や親との葛藤、友情などをきちんと描いていて青春映画としてもなかなか良い出来です。ジャッキーが観られれば大満足なんですケドね。

母親役のアニタ・ムイが相変わらず面白い!ジャッキーの数倍笑わせてくれます。かなりジャッキー食われてる感あり。彼女は笑いを提供してくれるだけでなく、技の解説なんかもしてくれちゃって、サービス満点ママ♪う〜んステキだ。

さて肝心のアクション。一つ一つのアクションシーンがちがうコンセプトで描かれていて、さすが!ってカンジ。なんでも最初は師匠役のラウ・カーリョンに演出は任せていたらしいのですが、ジャッキーったら結局格闘シーンは全部自分で演出しちゃったらしいデス。それでラウ・カーリョンは怒って別のウォン・フェイフォン物作ったとか(ビデオで酔拳3としてリリース)

ジャッキーが茶店でおしゃべりしてるところを100人くらいの敵に襲われるシーンなんて延々続くというのに、色んなアングルで見せてくれるので全然飽きさせません。ラストの製鉄所での決闘シーンはお約束な展開ですが、ジャッキーの決め!のポーズがばっちりで観ていて気持ちイイです。

ジャッキーってこの時すでに40歳。なのに全然おじさん臭さを感じさせず、青年フェイフォンを爽やかに演じてます。いつまでもジャッキーには若々しくアクションを演じてて欲しい…。
酔拳II

「工業用アルコールを飲んじゃいけません」
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