スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス

すべての伝説には始まりがある。

世界中が待ち焦がれていた「スター・ウォーズ」シリーズの序章です。舞台は前3作から遡ること約30年。ダース・ベイダー=アナキン・スカイウォーカーの少年時代を描いています。通商連邦の調査に向かったジェダイ騎士は、銀河征服を企む暗黒卿の存在を知ります。ジェダイ騎士のクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)とオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)は、立ち寄った砂の惑星タトゥイーンで少年アナキン(ジェイク・ロイド)と出会います。彼に秘められたフォースの力を感じ取ったクワイ=ガン・ジンは彼をジェダイ騎士団に入れようとするのだが…というのがストーリーです。

リーアム・ニーソン、ステキ!ジャージャービンクスうざい!クイーンアミダラの無表情さに痺れるぅ!ダースモール出番少な過ぎ!以上。…とかダメですか?なんだか異常に見せ場連続と言いますか、あまり駆け足過ぎる展開でちょっと長い次回作の予告を観たカンジだったものですから。CGはやっぱりすごいです。ポッドレースシーンの臨場感は中々のモノ。でも全体に前3作に比べると魅力的なキャラが少ないカンジ。人間くささがないと言いますか。特にダースモールの登場するシーンの少なさはかなり不満です。ダースモールとオビ=ワンとの対決シーンは良かったですケド。殺陣シーンと言っていい程日本ちっくでした。侍と忍者の殺陣ってカンジ。

いきなり前作を観ないでこの作品から観たという人は少ないとは思いますが、やはり前作「ジェダイの復讐」の公開からかなり年月が経っていますので、フォースとかジェダイなどの用語について細やかな説明があれば親切だったかなぁと。マニア向けのみの作品のように感じられてちょっと残念でした。前3作に比べややボルテージは下がった感はありますし、色々と不満点はありますが、やはりオープニングのテーマ曲が流れると自然に心浮き立つ作品です。それだけにルーカス監督が義務感でなく情熱でこのシリーズを作ってると信じたいです。まぁ次回作に期待します。
STAR WARS: EPISODE I THE PHANTOM MENACE

「髪の毛がちょっぴりあるヨーダがプリティ」
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