新世紀エヴァンゲリオン劇場版/シト新生

歌はいいねぇ。

一時期かなりエヴァにはまってました。仕事中でもエヴァの台詞を引用してたりとか。上司の方に誉められた時に「父さんに誉められた!」などと言いつつ、席に戻ったりとか。上司(女性)の方はさぞ不思議だったことと思います。

そんなワケで張り切って観に行きました。でも前半のTV総集編部分はつらかった。シンジくんがアスカのあられもない姿に○○するシーンなどは子供にせがまれ付き添ってきたであろうお母さんらしき観客の心中を心配したりとか。

物語の筋も人物相関図の描写も無視!ひたすら登場人物の性格を描写することに徹してるカンジの前半はすでにTV版をなめるように観てる身には退屈でしかありませんでした。

オープニングからしばらくはめまぐるしく変わるカット割で、挿入される字幕なんて読めやしません。TV版のオープニングもこんなに短くカット割されたアニメ観たことないよ!って最初は驚きましたが。

未見の方はそれなりに楽しめるのかも知れませんが、庵野監督のエナジーが尽き果てた感のある新作部分も尻切れトンボな終わり方で、えっ?ってカンジでした。まだ続きがあるんだよねなどと思いつつ、しばらく待ってたけど、きっちり終わってるし。呆然としちゃいました。

当時異常ともいえる盛り上がり振りだったエヴァ。今となっては懐かしゅうございます。エヴァトレカを大人買いしてた自分を思い出すとちょっと赤面しちゃうケド。

しかし、TV版も20話あたりからかなり作りが怪しかったですがこの映画版もエヴァ好きだったKOROとしてはちょっと首を傾げる出来でした。
新世紀エヴァンゲリオン劇場版/シト新生

「シンジくん、最低」
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