スパイダーマン

Who is Spider-man?

マーヴェル・コミックのヒーロー、スパイダーマンを最新のVFXを駆使して描いたSFアクション。監督はあのサム・ライミ。

幼くして両親を亡くし、伯父夫婦のもとで大切に育てられたピーター(トビー・マグワイア)は、幼い頃からずっと想いつづけている幼馴染のMJ(キルスティン・ダンスト)に未だに告白出来ないちょっと冴えない高校3年生。ある日ピーターは大学の研究所を見学した際、遺伝子組み換えでスーパースパイダーとなった蜘蛛に刺されてしまう。それがピーターのそれからの人生を変えようとは…


イイ!そこはかとなくダークな雰囲気がイイです。「スパイダマン、スパイダマン♪」と微妙に「妖怪人間ベム」に似た(ミーだけか?)の音楽も懐かしい往年のTVシリーズを思い出しちゃうKOROはご老体デスか?まぁそんなコトはどうでもいいのです。スパイダーマンですよ!蜘蛛男ですよ!コスチューム手作りですよ。手首から糸出しちゃうんですよ?デモ、ホントの蜘蛛のようにお尻から糸出して欲しかったに1票を投じたいのですが?ダメかしら?最初はあのおぼっちゃまくん、トビー・マグワイアがスパイダーマン?ミスキャストだろ!とか思いましたが、いやなかなか。ただのヒーローではなく人間臭さのあるヒーロー像を見事に表現してたと思います。腹筋割れてるのもステキ。まぁ観に行った動機というのは半分以上ウィレム・デフォーが出てるからですケド。

もう彼ッたら相変わらずキレまくり。鏡の前で自問自答?してるシーンなんて寒気がしつつも笑っちゃいマシタ。あとあのコスチューム。マスクいらんやろ!顔そのまんまやん!デモ彼なら全ておっけ〜だわ。あ、とんでもなく脱線してるような。

とにかく空を飛び回るシーンが爽快。うりゃッ。びよよよ〜〜ん。ああん、ミーも糸を出して飛びたいわ。高所恐怖症だけど。

軽すぎず、かといって深刻になりすぎずな展開でしたが、個人的にはもっとダークなカンジ希望。ヒーローは孤独なのだよ!女とイチャイチャしてられんのだよ!そういう意味でMJがちょっとイヤン。まず老けすぎ。チャイナドレス姿は割りとステキだったケド、どう見てもティーンエイジャーに見えません。なんでモテモテなのかさっぱり。ラストのピーターの台詞に「よっしゃ!」って気分でしたわ。いかにも続編を予感させるエンディングでしたし、次回作が非常に楽しみな作品です。
2002年/アメリカ/121分/監督:サム・ライミ
SPIDER-MAN

「トビー、ぷよぷよの身体の方がCGですって」
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