ティファニーで朝食を

ニューヨークの安アパートに暮らすホリー(オードリー・ヘプバーン)の日課は、一流宝石店ティファニーのショー・ウィンドウを眺めながら、朝食のクロワッサンを食べること。ある日彼女のアパートの隣りに、作家志望の青年ポール(ジョージ・ペパード)が越してきた。ポールはたちまち、不思議な魅力をもつホリーに惹かれていく。可憐な中にも不思議な魅力的を漂わせたヘプバーンとペパードのお洒落なラブ・ストーリー。ヘンリー・マンシーニのムーンリバーがステキです。

ストーリー的にはホリーに全くリアリティがなくどうよ?ってカンジですが、共演者がいつものかなり年上なおじさまでなく、若々しいジョージ・ペパード(特攻野郎Aチーム!)だし、小道具の使い方が上手いし(旅行カバンに入れられた電話、おもちゃの指輪)、猫ちゃんが可愛いからおっけ〜。

それとニューヨークの街並みがいいですねぇ。2人がただブラブラするだけなんですが、音楽も素晴らしくマッチしていてすごく綺麗。もう40年も前の作品なのに、今観てもおしゃれなカンジ。オードリーの出てる映画ってどれもホントに雰囲気があるんですよね。彼女が歩いているだけで、ただじっとそこにいるだけで、それだけで絵になるっていうんでしょうか?

ストーリー展開とか人物描写は関係なく、雰囲気と音楽だけで充分満足な作品デス。大好きな誰かとご一緒にどうぞ。
BREAKFAST AT TIFFANY'S

「ミッキー・ルーニーが日本人役で出てるケド、役名がミスター・ユニヨシ」
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