ツイスター

スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・クライトン脚本、「スピード」の監督、ヤン・デ・ボンがメガホンを取ったという豪華パニック・スペクタクル。

竜巻内に調査用のセンサーを送り込む事で竜巻の早期警報の実現を図ろうとする研究者グループを主役に、CGを駆使して竜巻の驚異を描いています。デモ、ホントは竜巻の恐怖に怯える純粋パニック・スペクタルと思って観にいったので微妙にアレ?と思ったり。竜巻を研究する学者の話だったとは。

主人公のジョー(ヘレン・ハント)は夫ビル(ビル・パクストン)と離婚間近。その旦那の恋人が素人でやたら質問ばかりします。そうすることで研究者達がしていることを観客にも説明してくれてます。親切ですなぁ。

この作品、ほぼ1日の中で繰り広げられる大自然の脅威(ツイスター)とそれに翻弄される人間達を描いているワケですが、アメリカはそんなに竜巻天国なんですか?というくらい竜巻発生。しかも規模の小さなモノから徐々に大きな竜巻が発生するあたり、お約束といえばお約束です。竜巻の規模はF値というもので表すそうなんですが、F3なら牛が飛ばされ、F4では納屋が吹っ飛ばされると学者が説明するシーンで「んじゃ、F5は?」と質問したら、「…それは神の領域だ」ですって!牛とか納屋のお次は神ですか!すごい飛躍の仕方だわ。

ミーは竜巻のすごさよりも「イイ竜巻だ!」とカーレースか?と思うほどの猛スピードで竜巻と並走するシーンに学者魂のすごさを感じました。
TWISTER

「竜巻観測機の名前がドロシーってのもお約束なカンジ」
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