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ビバ!貧乏旅行記2

乗り継ぎにつぐ乗り継ぎを越え、やって参りました、花のパリ。が、頃は2月。しかも夜中です。寒いったら寒い。鼻水も凍りそうです。

旅行会社が用意してくれたマイクロバスでホテルへ向かいます。新婚さんやらミュージシャンのマネージャーさん(誰かは聞きませんでした)、きゃぴきゃぴのOLと思われる4人組の方々と同乗しました。運転手のお兄さんが荷物を積むのを手伝ってくれたけど、なんとも豪快にスーツケースを扱ってくれます。おいおい、放り込むなよ!ってカンジ。

とにかくホテルへ。現地の係員のおばさんがロビーで待っていました。多分、日本人だと思うのですが外国に長くいらっしゃるせいでしょうか。日本語をしゃべっているにも関わらず半分くらい何言ってるのか判りません。判ったのはパリの若い女の子は意地悪だから、何か判らない時は男の子に聞くこと!だけでした。なんか偏見入ってませんか?おばさん。

格安旅行ゆえホテルにも期待していませんでしたが、すごかったです。まず冬なのに掛け布団がシーツか?と思われるほどの薄さ。冬なのにヒーターが壊れてるのかどこを押しても冷風しか出ない!ベッドもシングルベッドより小さいし、マット堅いし…。

ヒーターは自力で直しましたよ。元栓が締まってただけでした。嫌がらせか?

一段落して向かったのは近くのマクドナルドでした。コーラが飲みたかったんだよう。なんだかパリのマックはリーズナブルじゃない気がしました。

さて翌日。近くのスーパーへ。ホテルにはシャンプーなど置いてなかったので買いに行きました。無事ゲットして向かうは地下鉄。庶民の足でございます。この時行った観光名所はオルセー美術館、ノートルダム寺院、新・凱旋門、モンパルナスタワー、オペラ座でした。ん〜どこも豪華、でかい、荘厳のいづれかに当てはまる場所でございました。なんと簡単な説明。

オルセー美術館。ルーブルより小さいけど私はこっちの方が好きな絵が多かったです。ルーブルはあまりに大きくて圧倒されるばかりで疲れた。

ノートルダム寺院。おお!ステンドグラスの美しさよ。ピエタ像に感動。

新・凱旋門。あまりに斬新なデザインでかなり物議をかもしたらしい。ここから見えるシャンゼリゼ付近の夜景は格別でした。

オペラ座。トイレがきれいでした。チップ払わなくていいし。

モンパルナスタワー60階建てのビル。冬に展望台に来るモノ好きは少なかった。マジで顔が凍りました。

パリに来たというのに根っからの小市民KOROは一切ブランドショップには行きませんでした。スーパーオンリーです。パリは外食するとけっこうなお値段取られますが、食材などは激安。スーパーに行かずしてどこへ行く?

ホテルには冷蔵庫などありませんでしたが、頃は冬です。窓の外に出して置けば問題ナシです。窓の外のわずか幅10センチほどのスペースにケーキやらビールを並べている様は外から見れば変だったでしょうが。あとスーパーで買ったドレッシングが最高に美味しくて、これまたスーパーで買ったカット野菜をモリモリ食べました。満足。

スーパーで思ったこと。一応買い物カゴはあるけど何故か小さい。そのせいか自前のカゴを使う人が多かった。でもスポーツバッグにモノを詰めてたおじさん、あなたは万○き野郎ですか?ちゃんとレジまでついて行って確認してしまいました。

ホテルの近くには沢山アウトレットの店が集まっていたのでのぞいて見る。黒のコートが欲しかったのに店のおばさんが大張り切りで茶のコートを私に着せてくれた。1800フラン(約39000円)。数少ないフランス語のボキャブラリーで高いと言うと1500フランにするですと。なおも迷っていると1000フランでいいだって。なんだか騙された気分になりつつ買いました。黒のコートは800フランでした。

遠い国、パリに来ても私の道聞かれ体質は変わってないらしく何故か道を聞かれた。知らんっちゅ〜に。あとやたら時間を聞く人が多い。フランス人は時計はしないのでしょうか?

フランスのTV。100人に聞きましたのパクリ?番組があった。あとドラゴンボールがどうも人気らしかった。ザ・チャンスに激似の番組も。とゆ〜かパクリばかりですか?

TGV(おフランスの新幹線)を見るためにわざわざ地下鉄に乗って駅へ。おお〜これがおフランスの誇るTGVなのね〜。カメラ小僧となります。乗りもしないのに自動発券機でリヨン行きの切符を買う練習したりとか。

本屋さんでフランスのメビウスさんというコミック作家の本を買う。主人公がペプシマンみたいなコミック。もちろんフランス語なんでさっぱりワケ判りません。

フランス人は雨が降ってもあまり傘をささないようです。でも雨の中、フランスパンをバリバリかじってるお兄さんを見た時は傘させよ!と言いたくなりました。

うれしかったこと。駅でかっちょいいお兄さんとぶつかりそうになり「パードン、マダム」と言われた。やたっ!ちゃんと女性と思われたと喜んだら連れにバカにされた。

貧乏旅行でしたが、非常に有意義な旅でした。ワインをごっそり(スーパーで買った激安ワイン)買ったし、どのカフェも料理が美味しかったし。もちろん激マズなお店もありましたが。そしてフランスの方は人から聞くほど冷たくなかったです。地図を見てたらすぐ寄って来て道教えてくれたり、フランス語が判らないって言うと簡単な英語でゆっくりしゃべってくれましたし(それでも判らないこと多々)

帰る時にかなり不快なことがあったのですがそれはまたの機会に。マジでキレたよ。